2022年11月19日(土)から20日(日)にかけ自治会交流集会を神戸で行いました。全国から対面会場に21名、オンライン会場に11名、計32名の参加がありました。
<当日の日程>
会場:神戸市男女共同参画センター あすてっぷKOBE セミナー室3
19日
13:00~13:30 受付開始
13:30~14:00 開会式
14:00~14:15 医学連報告①「自治会とは、医学連とは」
14:15~14:40 自治会取り組み紹介①
14:40~15:15 SGD①
15:15〜15:30 休憩
15:30~15:40 医学連報告②「医学教育学会」
15:40~16:05 自治会取り組み紹介②
16:05~17:20 ワールドカフェ
17:20~17:30 諸連絡
17:30~ 食事/移動
19:30~20:30 交流会
20日
9:00〜9:30 受付開始
9:30~11:00 渡部昭男先生講演「漸進的無償化公約の10年――高等教育の無償化をめざして」
11:00~11:15 休憩
11:15~11:25 医学連報告③「医ゼミ開催報告」
11:25~12:00 SGD②
12:00~12:30 諸連絡、写真撮影、解散
続いて、各企画の内容をご紹介します。
【自治会取り組み紹介】
近畿大学、高知大学、神戸大学、和歌山県立医科大学に各大学の自治活動について発表していただきました。
【ワールドカフェ】
自治会にどうしたら勧誘できるか、自治会で取り組むこと、自治会の引継ぎ方法(後輩に何をこれからやってほしいか)などについて模造紙とペンを使って話し合いました。白熱した議論となり、いいアイデアが出たと思います。
【講演会】
渡部先生の講演では高等教育にかかるお金の問題、他国の問題に対する解を受けて日本がすべきことなど、教育とお金について学びました。
【SGD】
SGDでは渡部先生の講演感想、各大学の自治活動、自分の大学自治で何が行えていないか、今年の医ゼミで何をしたか、医ゼミの魅力について話合いました。
私達は自治会交流集会in神戸に向けて以下の目標を掲げました。
・学生自治とは何か、参加者が自治会役員か否かによらず理解できるようになる。
・医学連がどのような組織でどんなことをしているのかを理解してもらう。
・各大学がどのような自治を行っているのかを交流することで知り、自分の大学でも活かす。
・各大学の悩みを共有する。
企画を通じて、学生自治について他大学の人と相談することで、自分の大学での自治への手がかりが見つかったのではないかと感じています。
続いて、全体の振り返りを行います。
【良かった点】
私が考える自治会交流集会in神戸の良かった点として、
①自治会を知らなかった学生の自治会への理解が深まったこと。
②自治会の悩みを共有できたこと。
③他大学の取り組みを聞くことができ、各々がこれからの自治活動のヒントを得られたこと。
④初めての対面とオンライン併用でのワールドカフェを比較的スムーズに行えたこと。
⑤間延びしてしまう時間が比較的なかったこと。
⑥自治活動で今までどうすれば良いか曖昧だった点を、神戸大学の方と共有でき、新たに何をすべきかいいか(資料の整理をするなど)ヒントをもらえたこと。
が挙げられます。
【反省点】
一方で反省点として、
①ワールドカフェにZoomでの参加者がうまく参加できていなかったこと。
②広報不足で、参加者が少なかったこと。
③講演会で質問など積極的に参加する時間が全くなかったこと。
④SGDで解決策が出ない内容に対して、奇抜なアイディアは出たものの実行に移せる策がなかったように感じたこと。
が挙げられます。
【自分が考える解決策】
上記に示した反省点から次にどう対処するかを自分なりに考えました。
①ワールドカフェ→オンライン参加者が対面参加者の会話に参加しやすい場作りを継続して考えていく。
②広報不足→各大学の学年LINEにもっと積極的に流してもらうようにお願いする。
③質問→個人に質問がないかを聞く。
④解決策→SGDをする内容を参加者に事前に伝えておく。移動時間に考える程度でもいいので解決策を事前に考えてきてもらう。
以上のような解決策があると考えます。次回の自治会交流集会の役に立てば嬉しいです。
今回の自治会交流集会in神戸で私が得たものは、
①各大学が特に頑張って取り組んでいることが分かったこと。
②自治会取り組み紹介から得られるヒントがあったこと。
③自治活動を通じて学生への細かな配慮を実現出来ている大学があり、今後自分の大学でも普及していきたいと思えたこと。
④自治会メンバー選出方法の良いアイディアが得られたこと。
⑤悩み事を共有でき心が軽くなったこと。
⑥相談相手を得られたこと。
⑦実際に自治活動に参加してみたいと思えるような意欲を得られたこと。
などがあげられます。自治会運営のヒントを主につかめてよかったです。
次回の自治会交流集会も、様々な大学から学生が参加してもらえる、実りある楽しい企画にして行ければと思います。みなさんご参加ありがとうございました!
全国の学生自治会に携わっている、もしくは携わろうとしている皆さん、こんにちは👋🏻
全国の自治会自治に携わる医学生が交流する自治会交流集会のお誘いです!
今年は3年ぶりの対面開催です(オンライン併用)✨
他大学の学生と活動を伝えあい、悩みを共有し、仲良くなって
自治活動をより楽しいものにしていきませんか!
一緒により良い学生生活を作っていきましょう😆
■日時
11月19日(土) 13:30~17:30
20日(日) 9:30〜12:30
■開催形式
対面(オンライン併用)
■場所
神戸市男女共同参画センター あすてっぷKOBE セミナー室3(神戸駅から徒歩7分)
■参加費
無料
■宿泊費(宿泊が必要な人のみ)
3000円
■申し込み〆切
対面:11月12日(土)
オンライン:11月16日(水)
皆さんのご参加をお待ちしております!!!
詳細と申し込みフォームはこちらから↓
https://forms.gle/zoMLXBYQqNw3jqPv6
みなさんこんにちは!(*’▽’)
来月開催される医ゼミの中で、分科会の一つとして、自治会交流集会を行います!
今年の医ゼミは昨年に引き続きオンライン開催となります。また、今年は参加費無料となりました!
企画内容として、全国の学生からの自治会取り組み報告や、ワールドカフェ(好きなテーマを選んでのディスカッション)などを予定しています。
自治会活動の魅力、意義、悩みを共有し、語り合いましょう!
自治や医学教育、これからの医療のことについて、一緒に考えてみませんか?(^^♪
みなさん、奮ってご参加ください!👍
参加はこちら↓
https://forms.gle/eH4ysJ1nKqpBdwpM6
※64信州医ゼミ参加申し込みフォームへのリンクです。
「参加される企画(13日)」の設問で、「分科会②」を選択してください。
(画像を選択して拡大できます)
~以下、企画詳細~
日程:2021年8月13日(金)
時間:12:00-13:30
ツール:zoomを予定しています
参加費:無料
企画内容:ディスカッション、自治会取り組み報告、医学連からの報告
参加申し込み締め切り:2021年8月7日(木)23:59
※医ゼミ内の他の企画にも、是非ご参加ください!更に詳しい説明は、申し込みフォームからご確認ください。
ご質問はEmail:info@igakuren.jpまで!
医学連大会3日目は、
・医学連中央執行委員よりメッセージ紹介
・全体討論
・諸決議採択承認
・来期の医学連中央執行委員の役員選挙
を行いました。
メッセージ紹介では、全日本医学生自治会連合第36回定期全国大会の開催にあたって多くのメッセージをいただき、その一部が紹介されました。なお、これらのメッセージは大会期間中、会議室内に掲示もさせていただきました。貴重なメッセージをいただき、ありがとうございました。
全体討論では、大会に参加した多くの学生が様々な意見を自由に述べる場が与えられました。様々な学生の生の声が聞かれましたので、その一部をご紹介いたします。
・中央執行委員として一年間運営をしてきて考えたこと
・医学連全国大会に初めて参加して、勉強になったこと
・この全国大会で得た知識や経験をもとにこれから自分は自治会をどうしていきたいか
・自分が自治会長となったことで新しく何かを始めることはそれほど難しくない、ということ
・3日間の議論の中での自分の意見
・これから自分の大学の自治を盛り上げていくための決意
今回の医学連全国大会は1年生の参加も多く、1年生から6年生まで幅広い学年の学生から意見が聞かれました。また、看護科の学生の参加もあり、違った視点からの意見も聞かれました。さらに、まだ医学連に加盟していない大学からの学生参加もありました。そのような学生もオブザーバーとして意見を積極的に発信していました。
諸決議採択承認では、大会期間中に決議案に対して寄せられた意見を集約し、それぞれの意見に応じた形に決議案が修正されました。修正された箇所の説明が中央執行委員長からのべられ、その後決議案の採択に移りました。採決の結果、決議案は可決されました。
最後に、来期の中央執行委員の役員選挙が行われました。今回は14名の立候補があり、それぞれの思いが選挙管理委員会を通して発表されたあと、信任投票へと移りました。開票の結果14名全員が当選し、来期の中央執行委員が決まりました。その後来期の中央執行委員長が決まり、閉会の挨拶を述べて、本大会は終了しました。
3日間にわたる活動報告や話し合いを通して、この大会に参加した全員が何らかの学びを得ました。今後もこの大会で得たことを生かして、全国各地の自治活動が発展することを期待しております。
医学連大会2日目は、
・医学連中央執行委員会より、中央執行委員会報告②「決議案第2章、医学生の切実な要求を実現し、学びがいのある医学部にしよう」
・各大学自治会より「山梨大学、近畿大学、山口大学、宮崎大学、国際医療福祉大学、群馬大学の取り組み紹介」
・医学連ワークショップ「医学教育しゃべり場 教員×学生」
・医学連中央執行委員会より、中央執行委員会報告③「決議案第2章、性別や年齢による差別、入試不正を絶対に無くそう~労働環境の改善を目指して~」
・声明文の議論、採択
・中央執行委員会報告、自治会取り組み紹介をうけてのディスカッション
を行いました。
中央執行委員会報告②では、医学連が2018年度に行った活動の総括と、2019年2~3月に行った文部科学省交渉と厚生労働省交渉、全国医学生ゼミナールについて報告しました。深刻さが明らかになり今大きく取り上げられている医師の労働環境や、去年から運用が始まった新専門医制度、様々なトラブルが出てきている地域枠の問題など、医学生を取り巻く全国的な情勢について、決議案の提起を行いました。同時に、省庁交渉で医学連が行った要請の内容とそれに対する各省庁からの回答を発表しました。「医学生の意見を届けるために、ちゃんと医学連が動いてくれるんだ」「つぶしちゃいけない声がきちんと拾われる必要がある」といった感想が寄せられました。また、2018年8月に弘前大学で行われた医ゼミの報告が行われ、2019年には山梨大学で医ゼミが開催されるという紹介がありました。
2日目の自治会取り組み紹介では、山梨大学、近畿大学、山口大学、宮崎大学、国際医療福祉大学、群馬大学から発表がありました。発表後のディスカッションでは、各大学の悩みを相談してみたり、成功体験を共有することで解決に向けて頑張っていこうという励ましが見られるなど、盛り上がっている様子が感じられました。
医学連ワークショップ「教員×学生 医学教育しゃべり場」は、学生と教員がお互いに医学教育について話し合う場を設けることで、相互不信を解消することを目指すものです。現在各大学で実施を進めていますが、この医学連大会では様々な大学の学生が集まるため、パイロットスタディという形で実施しました。杏林大学の赤木美智男先生と慶應義塾大学の関口進一郎先生にも参加していただきました。学生が気になる3つのテーマについて、各グループで思いを伝え、深め合うことができていました。「お互いに本音をぶつけることはとても有意義」などの感想が寄せられました。
中央執行委員会報告③では、2018年夏に発覚した東京医科大学の入試不正に端を発した女性や多浪生の減点問題を受けて、医学連で行ったアンケートについて、中間報告の内容の発表がありました。また、この問題を受けて広がった各地での取り組みについての報告と、入試差別に対する声明文について提起が行われました。また、自治会活動の発展に向けてこの1年間の振り返りと、自治会懇談、加盟に向けた取り組みについても報告が行われました。
中央執行委員会報告で提起された声明文について、ディスカッションや全体討論を行いました。その中では、この声明文を出す意義や目的についての再確認を行い、医学生全体の代表としてどこに一致点を見出すのか、背景にある労働問題についても盛り込む、医療界全体の差別意識を問題視すべきなどの意見が出され、活発に議論が行われました。この議論を受けて、声明文を修正し、「医学部入試差別に関わる、医学部・医療界の差別意識と医師の労働環境に対する医学連大会においての緊急声明」として医学連大会参加者一同で採択しました。
また、夜には宿舎で交流会を開催しました。自治会の初心者からベテランまで幅広い学年が集まり、悩みやノウハウ、自治会活動の意義の共有が行われ、多くの学生が刺激を受けている様子でした。
2日目は中身の濃い議論が盛りだくさんで、医学部自治会として、また一人の医学生として何を考えていかなければならないのかについて深められました。自分の意見を社会に発信する意義をこれからも確認していきたいと思います。