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第41回 定期全国大会開催のご報告

掲載が大変遅くなりましたが、41回大会の開催についてご報告いたします。

全日本医学生自治会連合(以下、医学連)は、2024年3月15日から17日にかけて、国立オリンピック記念青少年総合センターで第41回定期全国大会を開催しました。新型コロナウイルス感染症の流行により4年ぶりの対面開催であった前年度と同様に、今年もハイブリッド開催となりました。今年は全国から13大学43名の学生が参加し、このうち代議員20名、役員11名でした。加えて、代議員10名、役員2名から委任状が提出されました。以上、大会正式構成員の定数69名(代議員2名/校×加盟校27校+中央執行委員15名)のうち、過半数となる計40名の資格が認められ、本大会は成立しました。オブザーバーの参加も12名ありました。

 この大会は、医学連の活動を総括し、来期の方針を決定する場です。中央執行委員により決議案が提起され、全国の加盟自治会から派遣された代議員の承認を得ることで決議が可決され、その方針に沿って医学連は活動していきます。また全国から学生が集まり、自治をテーマに交流する機会にもなっています。

41大会決議と全体討論はこちら→ 41大会決議

 

【中央執行委員会報告】

中央執行委員会は、医学連に加盟する各自治会から選出された役員から成る、最大定数15人の組織です。中央執行委員会の役員は、医学連を代表し、全国大会の決定にしたがって運動を統括・執行する役割を担います。また、全日本医学生自治会連合規約(以下、規約)は事務機関として「書記局」をおくことを定めており、書記局員は中央執行委員会の役員とともに運動を行っています。「中央執行委員会報告」は、医学連役員ならびに書記局員が40期中央執行委員会の活動内容を全国の自治会から選出された代議員に報告するものです。

なお、詳細な内容は、本大会で採択された決議「学生自治の取り組みを広げ、より良い学生生活、医師養成を実現しよう」をご覧ください。

各中央執行委員会報告の概要

報告①

医学連とは、自治とは

報告②

地域枠、学費、学会、アンケート

報告③

働き方、医師数、施設、医ゼミ

報告④

自治会の取り組み、新歓、自治会交流集会、加盟運動、自治会再建

 

【自治会取り組み紹介】

 自治会取り組み紹介では、弘前大学・高知大学・山梨大学・島根大学・宮崎大学・信州大学・香川大学から発表がありました。各大学の取り組みは様々で、学生の要求実現のために活動し成果を上げていることが報告されました。その後行われたSGD(Small Group Discussion)でも各地の取り組みを紹介しあったり、励ましあったりと、盛り上がっている様子がみられました。SGDの議題と感想は、次の通りです。

取り組み紹介を聞いての感想交流をしよう

自分の大学の自治活動について話してみよう

あなたが全国の医学生に対してアンケートしてみたいことはありますか?

感想: 「AIとかTeamsとかNotionをちゃんと使えるようになりたい。」

「信州大学のアンケートのためにアンケートをして、情報を絞っていく手法が画期的だった。」

 

【講演】

 講演会では、お二方の先生をお招きしました。演題と参加者から寄せられた感想をご覧ください。

 

住江憲勇 先生

タイトル:社会保障の危機

感想: 「社会保障への還元が無に等しいにも関わらず軍事資金に投資してさらに増税している現状を理解できました。社会保障崩壊というのも納得でした。」

「少し政治色が強い内容で、もう少し医療によった内容だと有り難かったです。自らの勉強不足を感じたので、ある種の勉強のモチベーションにはなりました。」

 

内田千代子 先生

タイトル:医学生のメンタルヘルスと自殺予防、ジェンダーやマイクロアグレションの克服にも注目して

感想: 「まだ、臨床についての知識はほとんどなかったですが、一般教養科目で不登校事例から発達臨床心理学を学んだことがあったのですごく興味のあるご講義でした。」

「非常に勉強になる話でした。特に視野狭窄に関する話は分かり易く、大切な視点だと考えました。」

 

【全体討論】

全体討論は、参加者がそれぞれの立場を超えて発言をできる機会です。詳細は議事録をご覧ください。

冒頭、第40期委員長より、以下の発言が述べられました。「惰性的でもいいから、加盟のメリットを活かし続けてほしいと思います。代議員派遣、加盟分担金を払うなど、負担に感じる大学もあるかもしれない。それでも、医学連に残り続けてほしいなと思います。そのために医学連としては、加盟校の皆さんに加盟のメリットを伝えていけたらと思っている。」

また、各参加者から、以下の発言が述べられました。「医学連に参加するのは今回が3回目。初めて対面で参加して、自分の知識が足りないというのを感じたので、医学生のことを考えた上でいろんな面で勉強を進めて行かなければならないと思いました。」・「来期の展望については、今期の加盟校との距離を縮めようという取り組みは継続しつつ、各大学との交流を深めて、さらに加盟校同士のつながりを強めたいと思っています。また、今医学連に興味を持ってくれている未加盟校の方々とも距離を縮めたいとも考えており、さらに医学生の声を拾い上げることのできる体制を作っていきたいと思います。」

 

【議決採択・第41期医学連中央執行委員の選挙】

 大会3日目には、決議案・決算予算案などの諸決議が採択され、第41期の中央執行委員会が選出されました。最後に、新中央執行委員長から閉会の挨拶を述べて本大会は終了しました。

3日間にわたって行った本大会では、活動報告や討論を通して参加した全員が多くの学びを得たと思います。自治という考えや自治会の存在意義に対して意識を向ける良き機会となったことでしょう。今までの医学連全国大会と同様あるいは今まで以上に、大会で得たことを活かして、全国の学生自治会をさらに発展させられるよう活動していきましょう。

 

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