医学連の中央執行委員会は12月4日、山梨県福祉保健部医務課に「医学部地域枠に関する公開質問状」を提出しました。質問の発端は、11月5日付の山梨日日新聞に書かれた記事で、「山梨県は4日までに、県の医師修学資金を受けて県地域枠で大学に入学し卒業した医師に対し、県内病院に一定期間勤務しなかった場合に違約金を設定する方針を固めた。」という内容でした。
これに対し、県内外の学生から疑問や不安に思う声が寄せられたことから、質問状を作成することが提起されました。地域枠の契約に関し違約金が定められることは他の都道府県にも波及する可能性があり、正確な事実に基づいて議論を深めることが重要であることから、医学連の活動として質問状を提出することを決定しました。
医務課からの回答は、12月14日に受け取りました。公表の承諾を得たため、本ホームページにて公開させていただきます。本ホームページをご覧の皆様におかれましては、地域住民の健康と医療従事者の福祉が共に実現する持続可能な医療体制や、それを支える医学部入試・医学教育のあり方について活発にご議論いただきますよう、よろしくお願いいたします。