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第4回中央執行委員会会議を行いました!

衣替えの時期を迎え、すれ違う人の装いにもすっかり夏らしさが感じられるところとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

去る6月8日に第4回中央執行委員会会議が行われました。以下に会議の内容を報告いたします。

書記局・オブザーバー承認

書記局として仲間に加わった1名と、今回新たに参加してくれたオブザーバー1名が承認されました。

近況報告

自己紹介と近況報告を行いました。試験に追われていたり、実習で忙しくしていたり、学会に参加していたり、皆さんそれぞれに充実した日々を送っているようです。

チームの状況確認

各チームのタスクの進捗や定例ミーティングの状況について確認しました。それぞれ、広報、医学教育学会に向けた準備、医ゼミにおける医学連企画の検討が行われています。

担当校共有

チーム毎に担当校の現状や自治会懇談の予定について報告し、全体で確認しました。直近では、兵庫医科大学、旭川医科大学、神戸大学、島根大学、山口大学との懇談が予定されています。また、島根大学の試験対策委員会の今後について相談があり、参加役員から各大学の事例やアイデアが共有されました。

アンケート最終報告書

最終報告書の内容や形式について、修正すべき箇所の共有とディスカッションを行いました。今後最終的な修正を加えて6月中に完成予定とし、報告書が承認されました。

医ゼミ医学連企画と自治会交流集会

医ゼミにおける医学連企画の開催形式について、講演、パネルディスカッション、ワークショップのいずれが良いか検討を行いました。また、次回の自治会交流集会について開催地の候補を挙げました。

広報・その他

医学連新聞301号(医学連大会報告および決議、スプリング医ゼミ報告、67医ゼミテーマ発表について)の入稿が完了しました。40周年記念事業について、10月13日に開催予定の記念集会の申し込み受付が開始されているほか、記念誌の作成が進んでいます。また、医学連として協力しているアンケートについて、回答促進の呼びかけがありました。

第3回中央執行委員会を行いました!

5月11日に第3回中央執行委員会を行いました。昨年度の医学連アンケート報告書草案の検討や夏の医ゼミの医学連企画についての議論が行われました。以下に会議の内容を報告いたします。


【書記局・オブザーバー承認】
書記局、オブザーバーの参加・発言が承認されました。また、書記局に新しく2名が加わることが承認されました。


【近況報告】
参加者同士でそれぞれの近況報告をしました。


【各チームの状況】
各チームのミーティングには現在6〜8人の役員が参加しています。各チームのタスクの進捗は順調です。


【担当校共有】
各チームの担当校の状況を共有し、対応を確認しました。前期の目標は各チームそれぞれ1校以上の自治会と懇談を行うことです。また、先日行われた東北大学との懇談について、報告がありました。


【SGD(小グループに分かれてのディスカッション)】
各チームの状況、困りごとやその改善策について話し合いました。


【アンケート・医学教育学会】
昨年度の医学連アンケートの集計結果をまとめた報告書の草案が発表されました。今後も内容を検討し次回中央執行委員会(6/8)までの完成を目指します。アンケート報告書の内容は今夏の医学教育学会にて発表する予定です。


【SGD(小グループに分かれてのディスカッション)】
アンケート報告書の草案について、解析データの伝え方や考察内容と解釈の改善点について話し合いしました。


【医ゼミ医学連企画・自治会交流集会】
66大阪医ゼミの医学連企画の報告を聞き、67弘前医ゼミで行うかどうか、行うなら実施形態をどうするかということについて議論し、67弘前医ゼミでも行った方が良いという方向で一致しました。今後医ゼミ本番に向けて企画作りを進めていきます。


【広報】
40周年記念事業の準備が着々と進んでいることが報告されました。

第2回中央執行委員会を行いました!

4月6日に第2回中央執行委員会を行いました。41回大会で役員が選出されてから初めての本格的な会議となり、今年度の活動がスタートしました。以下に会議の内容を報告いたします。

書記局・オブザーバー承認

中執役員より書記局とオブザーバーが承認されました。

自己紹介

今年度最初の会議ということで、一人ひとり自己紹介と近況報告を行いました。新学期の抱負などが語られました。

チーム制度・担当校について

提起文書を確認し、医学連としての1年の活動を確認しました。今年度も役員がチームに分かれて活動する体制をとっていくことになりました。チーム分けを共有し、動き方について改めて確認しました。

チーム内アイスブレイク

チーム毎にアイスブレイクを行い、チーム名を決定しました。また、それぞれ担いたい活動などを確認しました。

副委員長の承認

副中央執行委員長として、2名が承認されました。

省庁交渉・医学連大会振り返り

報告書を確認しながら、省庁交渉(文科省、厚労省)と医学連大会の振り返りを行いました。

医学連アンケート報告

医学連アンケートの解析状況を共有しました。

アンケート協力

医学連として大阪大学忽那教授・岡山大学萩谷准教授の主導のもと感染症専門医に対する関心・知識などをきくアンケート調査に協力します。

全国実委拡大案

全国実委拡大案について、2準委で寄せられた意見を共有しました。また、選考対象者について、要件を確認し承認しました。

規約学習

医学連OB医師に医学連の規約について学習会をしていただきました。ご自身の経験から規約に基づいて自治会活動を行う大切さについて教えていただきました。

広報・その他

医学連新聞新歓号を各大学に配布されました。医学連のことを知ってもらう機会にしましょう。

2024年3月14日、厚生労働省との懇談を行いました。
対面形式で、医学連からは6名の役員が参加しました。

医学連では毎年、全国の医学生から集めた意見をもとに厚労省・文科省との懇談を行い、
意見交換を行っています。

詳しい要請内容や回答を知りたい方は、こちらの厚労省交渉報告もぜひご覧ください。

https://docs.google.com/document/d/1p8ajAL3iFMsWzQaxXm74hFSLeu-M73saUIFlY7Xm744/edit?usp=sharing

概要は以下の通りです。(2024年3月14日時点での回答になります。)

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今年は「地域枠」、「医師数/医療体制」、「国家試験について」、「医師の働き方改革について」の
計4項目について要請しました。ここでは、その一部を紹介します。

 

【地域枠について】

①地域枠制度を地域偏在解消のためだけではなく、地域医療に携わることを目指す医学生を支援するための制度として継続性を持って運用していくこと。また奨学金を返済した際には従事義務が解消されると提言し、奨学金の付かない地域枠学生についても上記目的に沿った支援を行うこと。

「都道府県の医師確保計画に基づいて、設置、運営をしており、各都道府県において学生のキャリア形成にも配慮しつつ運用を行う。」との返答が得られました。また、これを受けて医学連役員からの「奨学金の問題で、奨学金を返還した場合に離脱が認められない、あるいは在学中に奨学金を借りた場合に類似した契約になることについてはどう考えるか。」との質問に対して、「都道府県と学生の間の取り決めであるので、一律に行うものではない。キャリア形成プログラムを通じて支援していく。との返答が得られました。

 

②地域枠制度の問題点とその解決策について議論を進めるために、各都道府県の地域枠制度の実態を公表することを求めます。

「医師養成課程を通じた、医師の偏在対策の検討会で地域枠医師の配置について回答した。各都道府県の状況についてはその都度検討を行っていく。」との返答が得られました。これを受けて医学連役員からの「地域枠制度の充実度は大学ごとに異なるが、学生の実態について把握し改善してほしい。学生への地域枠制度の取り組みについて教えてほしい」との質問に対して、「一律に学生への取り組みを示すことに関しては現在の課題であり、国会の検討会、地域医療構想などのワーキンググループで都道府県の取り組みの紹介を実施している。」との返答が得られました。他にも医学連役員から、入学後に従事要件が追加されることについてどう考えているか質問したところ、「入学者には丁寧な説明を行っている。学生がやりがいをもって定着できるような取り組みを行っている。都道府県、大学との間で相談しながら進めていくことが自然。」という返答が得られました。

 

【医師数/医療体制】

①医師の需要と供給に関する統計に関して再検討を行い、医師の絶対数不足を認識した上で議論し、将来の医師数に対する見解を提示すること。また、それに伴って、今後の医学部定員増減の計画について説明すること。

「2010年から2020年の10年間で全国で約29万5千人から約34万人へ約4万5千人増加している。令和11年頃に人口減少によって、医療需要が減少していくと予想されている。」との返答が得られました。

 

【国家試験について】

①医師国家試験において追試験を導入すること。また、他の医療、医薬品、健康、食品衛生関係の国家試験についても、受験者の要望を聞き取り、適切な対応をすること。

「試験問題作成は約1年間をかけており、改めて本試験の同レベルの追試験を作成することは困難になっている。」との返答が得られました。医学連役員からの不測の事態が発生した時に追試験等の対策が必要だと思うが、どのような準備をしているかという質問に対しては、「追試験等に関しては検討段階。コロナに感染した場合には別室受験を認めている。」との返答が得られました。

 

②医師国家試験の実施形態において変更が生じる場合は、事前に十分な周知を行うこと。

平成26年に検討会を実施し、平成27年度末に報告書を出した。国家試験を500問から400問に変更したのは平成30年の試験であり、一定期間を開けて実施している。」との返答が得られました。医学連役員からの周知の際に例題を示すような対応はあるか、という質問に対して「実施形態の変更がどの程度であるかによって変わってくる。CBTのような形式であればすぐ実施できる。」との返答が得られました。

 

【医師の働き方改革について】

①研鑽の名目で初期および後期研修医が業務の延長をさせられることのないように労働時間の定義をより明確にすること。

「所定の労働時間内に行われる研鑽は当然労働にあたり、上司の指示や目次の指示によって行われるものは労働時間に関しては労働とみなすという通達をしている。労働の定義について明確化し、周知に努めている。研鑽に要した時間に関しては個別の判断に委ねられる。」との返答が得られました。

 

②医師の働き方に関する議論について、医学生に対して労働環境についての情報提供を積極的に行いつつ、勤務医のみならず医学生の意見も広く収集し、反映させること。

「医師の働き方に関する検討会として、22回議論をしている。引き続き関係者の意見を伺いつつ、取り組みを進めていく。」や「希望される大学に医師や弁護士を派遣し、医師の働き方改革について講義を実施している。これにより、医学生へ周知を行っている。」との返答が得られました。また、4月から医師の働き方改革が施行される中でモデルコアカリキュラムに組み込んで一律に周知を行っていくのかどうか、もしくは、全ての医学生から労働環境について周知できる環境は構築していくのかどうか、という医学連役員の質問に対しては、現在人材を派遣して大学で講義を実施している。令和3年度から講義をされる先生向けに労働についての冊子を作成して、先生方に周知を行っている、という返答が得られました。また、実際に厚生労働省から10大学11回の講師派遣を行っているということが分かりました。

 

③全ての医師が必要十分な休息をとるために勤務間インターバル制度の適正化を求めます。

これに対し、「日本の医療は医師の研鑽、自己犠牲によって成立してきた背景があるが、労働時間を短縮し、健康確保のために勤務間インターバルの確保をし勤務時間を制限することは重要。心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会において勤務間インターバルが11時間未満の勤務について様々な因子を評価し、勤務と疾患の発症との関連を調査している。C-1水準に該当する臨床研修医は地域ごとに疲労回復をさせるために9時間の勤務間インターバルを設けている。」との返答が得られました。

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 今年度の省庁交渉は数年ぶりに対面で行われ、直接顔を合わせて厚労省と学生側とで意見交換をすることができました。今後も医学連は、全国の医学生の意見を集め、懇談などの形で国や医療団体と協働し、よりよい医学部づくりを目指していきます。

 

2024年3月12日、文部科学省との懇談を行いました。
対面形式で、医学連からは4名の役員が参加しました。

医学連では毎年、全国の医学生から集めた意見をもとに厚労省・文科省との懇談を行い、
意見交換を行っています。

詳しい要請内容や回答を知りたい方は、こちらの文科省交渉報告もぜひご覧ください。

https://docs.google.com/document/d/1VMlU1l3neHCMiJqgCuXqPxpwDJsGyKOpB9PwMAPwvjQ/edit?usp=sharing

概要は以下の通りです。(2024年3月12日時点での回答になります。)

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今年は以下の5項目について要請をしました。

  一. 医学教育について
  二. 基礎研究の推進について
  三. 医学生の精神的サポートについて
  四. 予算について
  五. 高等教育の無償化について

ここでは、要請の内容と回答を一部紹介します。

 

一、医学教育について

  1. 適正な進級判定が行われているか精査し、全ての医学部で公正に成績評価が行われているか検証すること。

⇒日本医学教育評価機構(JACME)では、評価の基準を大学ごとではなく、医学分野として統一した基準で評価している。この評価は、医学部をおく大学は必ず受けるので、これによって大学の成績評価の平準化を促している。

 

、医学生の精神的サポートについて

  1. 不調を抱えた学生に対するカウンセリング体制を充実させること、学生の精神的サポート体制の普及や教育を十分に行うこと。
  2. 精神的な不調を抱える学生に対応して、講義・テスト・カリキュラムを柔軟に運用していくこと。
  3. 留年した学生のサポートと、留年しそうな学生に対するサポートを充実させること。

⇒悩みを抱えている学生に寄り添ったきめ細かな対応を講じることが重要である。学生が相談しやすい体制の構築などを各大学に依頼しており、メンタルヘルスケアのサポートに役立つ情報も各大学に周知している。今後さらなるメンタルヘルスケアの取り組みの充実を目指していく。

 

、予算について

  1. 質の高い医学教育のために国立大学運営費交付金を拡充させること。
  2. 学習施設や食堂など、学習や生活環境向上のために必要な経費を確保すること。科学研究費助成事業を継続的に増額させていくこと。

⇒運営費交付金は、高等教育や学術研究の水準の向上、人材の確保や教育研究環境の整備を行うために必要不可欠な基盤的経費である。今後も各大学が継続的、安定的に教育研究活動ができるように支援していきたい。

 国立大学の設備整備に関しては、国立大学法人等施設整備5か年計画にもとづいて、既存施設の有効活用を基本としつつ、毎年度各大学の要望を聞いて必要に応じて施設の老朽改善に取り組んでいる

 

また、金銭的な援助についてお伺いしました。質問内容と回答をご紹介します。

Q. 高等教育無償化について将来的な目標はありますか。

⇒高等教育無償化には大きく分けて2つの形があると考えている。

 ①授業料を減免し、生活費の部分は給付型奨学金を支給する形。
 ②国費を大学に投入し、学費そのものを下げる形。

 最終的にどこまで政策を拡充していくかについては今のところ決まっていない。

 

Q. 私立大学の理工農系の学生への支援が令和6年度の新制度から始まります。医学部にも他の学部との格差をなくすような支援を検討していますか。

⇒理工農系への支援の趣旨は、現在成長分野であるデジタル分野の人材の育成を目的としている。特定の学部の支援や国立と私立の違いを踏まえた支援政策をすぐに考えるのは難しい。一方で医学部の負担が大きいことは認識しているため、現段階では、一歩一歩高等教育無償化の修学支援制度の拡充や卒業後の奨学金の返還への支援の充実に取り組んでいる。

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今年度の省庁交渉は数年ぶりに対面で行われ、直接顔を合わせて文科省と学生側とで意見交換をすることができました。今後も医学連は、全国の医学生の意見を集め、懇談などの形で国や医療団体と協働し、よりよい医学部づくりを目指していきます。

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