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雑感

医学連大会の準備期間も終わり、御茶ノ水の事務所から役員がほとんどいなくなりました。

そして、各々はそれぞれの行き先へと歩み始めていきます。

 

ある者は娯楽のもとへ、

ある者は教養のもとへ、

ある者は自らの家へと。

 

そして全国各地から集まった役員はまた全国各地へと散らばっていきます。

残った私は静かな事務所でこの文章を書いているわけですが、今期の役員ブログの締めとして、徒然なるままに文字をおいていこうと思います。

 

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私はこの約1年間医学連中執として役員をやってきました。

 

初めて医学連の企画に初めて顔を出したのは丁度一昨年のこの時期。第35回の医学連大会でした。

その時はよく訳もわからぬままに先輩に連れて来られ、各地の自治会の発表を聞いたり、講演を聞いたり、代議員となり決議などにも参加したりした訳ですが、

驚きという感情が自分の中で大きかったと思います。あとは尊敬とその奥に潜む好奇心。

それまでの人生、田舎でこもってきたものですから、全国にはこれほどまでにいろいろ考えていて面白い人々が溢れているのだと間近で実感した訳です。

それに伴うこれらの人々への尊敬。このような人たちのようになりたい。もっと話してみたいという思い。

そして、もしかしたら自分も何かできるんじゃないかと思わせられたために、自分の挑戦心に小さな、しかしなかなかに消えなかった炎がこっそりと点いたのだと思われます。

 

しかしまあ、「医学連」という組織、そして、その中の役員がどのように活動しているかということはなかなか外から見ているとわからないもので、35大会の時には何も心算していかなかったため、その後特段この組織に関わるわけでもなく、その後の一年間を過ごしていました。

 

そして36大会にもやってきまして、そこで何を考えたのか私は役員に立候補したのです。

要因としてはいろいろあるかと思われますが、自分のことでも様々のことが変わったり、周りの影響もあったりしたのでしょうか。

今思い返してみてもあの時の自分の考えが中々にわからないのですが、もしかしたら一年前にひっそりと生まれていた炎がまた息を吹き返していたのかもしれません。

 

役員になってからのこの一年間はあっという間のようで、長かったようで。

いろいろな出会いがありました。いろいろな発見がありました。

いろいろなことがありました。

辛いことも。嬉しいことも。悲しいことも。楽しいことも。楽しいことも。楽しいことも…

 

思い返しても「楽しい」という感情が心に多く残っており、だからこそ今こうして誰もいない事務所に居座ってブログを書いているのかもしれません。

 

ここからこの36期の一年間を振り返ってもいいわけですが、資料を引っ張り出してくるのも大事になってしまうので、詳細についてはこれまでのHPの記事をご参照いただきたく思います。

途中途中掲載されていない企画もあるかもしれませんがご容赦ください。

 

さて、昨今騒がれている感染症の影響により医学連大会も延期になったわけでございまして、いろいろ役員としましても対応に追われているもので、しばらくは現体制を引き継ぎ、また新たな役員も迎え、延期したのちの大会で選挙を行うという形が緊急対応策としてとられています。

花粉症には厳しいこの季節。

つらい別れもあります。

しかし喜ばしい出会いもあります。

 

役員からも卒業生が追い出され、尊敬すべき先輩方はそれぞれの地でそれぞれの職場に就かれるわけですが、

通信機器や交通手段が発達した現代において、そこまでその距離というものは果たしてそこまで私たちを分け隔てるものかと考えますと、必ずしもそうではないと思うのです。

むしろ良き距離感で話し合える方々が、人生における新たなステージに立ち、また新たな環境で得られた体験・経験を私たちに伝えてくれる日が待ち遠しく思えるのです。

 

確かにこれまでのように1〜2ヶ月の間隔で対面し議論してということは中々に難しいということはあるかもしれませんが、それでもなおその別れに対しても悲観的な感情は今はあまりなく、やはりこれもまた好奇心というものが芽生えているのかもしれません。

 

さて、これまで指の動くままに書き連ねてみましたが、これは一種の備忘録であり、雑感という名に相応しく思われます。

これが誰かのもとに届けばいい、そしてその人の考えに少しでも影響したら嬉しいということも全くなく、影響するとも更々思わず。

 

これだけ言えるのは、日頃から感染症対策には留意しましょうということと、花粉症の方々は厳しい今日この頃だと思われますので共に乗り越えていきましょうということくらいです。

 

1年間広報担当としていろいろやってたつもりではありますが、まだまだできていないことの方が多く、まだ未練が残りますので、これからも医学連という組織を知ってもらうためにもひっそりと活動していきたいと考えております。

もしよろしければ読んでいただけると幸いです。

 

それではまたお会いしましょう。

 

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