皆さま、はじめまして!今年度から医学連で書記局員を務めています、Kです!
6月14日(日)に開催された医学連大会にて、37期中央執行委員が選出され、新委員長に高橋亜実(弘前大学医学部5年)が選出されました。そこで、6月25日に委員長にインタビューを行ってきました!
―こんにちは。Kです。よろしくお願いします。
高橋 高橋亜実です。よろしくお願いします。
―高橋さんが会議を進めている姿を見て、すごく冷静でしっかりしている人物だなという第一印象を抱きました。高橋さんは自分の性格を人に伝えるとしたらなんて伝えますか?
高橋 男女の考え方って分かれると思いますが、自分は感情よりは論理を大切にするので男性的かもしれません。最近、論理性を突き詰めてせっかちになってきたと思うので、余裕をもって思考できるようになりたいです。
―医学連大会の中執報告の自己紹介で多趣味な方だなと思っていたので、論理的な部分が強いと聞いて意外に感じました。
高橋 就職してからも少しでも自分のやりたいことをできるように、趣味の幅を大学時代に広げたいと思っています。言われてみれば、趣味は自分の感覚を大事にしているかもしれません。大学に入る前からの趣味だと、漫画、アニメ、ピアノなど楽器。大学に入ってからは料理を自分でするようになったり、ハンドメイド、ソロキャンプ、友達との山登りとかをするようになりました。
―好きな漫画はなんですか?
高橋 高橋留美子の作品、『犬夜叉』は幼稚園の頃からずっと好きです。『めぞん一刻』という漫画も好きですね。
―どういう部分が好きなんですか?
高橋 『犬夜叉』はやっぱりちょっと気持ち悪い、おどろおどろしい部分も好きですし、物語のベースはありつつ王道のラブコメディーなところが好きです。キャラが立っています。『めぞん一刻』は、1つのボロアパートで生活する、そういう共同生活が好きです。ドタバタしつつ、最後の展開が感動的。本当に全部ひっくるめて好きですね。
―ハンドメイドではどういったものを作るんですか?
高橋 あみものでぬいぐるみを作ったりします。ピアスや刺繍もやってみたいです。
↑ あみものでつくったクマのぬいぐるみ
―ソロキャンプはいつから始めたんですか?
高橋 『ゆるキャン』というアニメの影響で去年から始めました。友達とも行ったりしますし、別のソロで来ている人と交流して一緒に飲んだりしておもしろいです。今後も続けていきたいと思っています。
ここからは医学連の話。
―医学連大会を終えてみてどうでしたか?
高橋 予定していたことがちゃんとうまくいって、一番はホッとしました。自治のあり方、合意形成の難しさをわかっている自治会の人たちが協力してくれたからこそ、初めてのオンライン開催でも上手くいったと思います。今回参加してくれた人には感謝しかないです。今回は色々な大学に参加してもらい、つながりも増えました。離れずにつながり続けて行きたいと思っています。交流会では色々な話を聞くことができ、つながりを絶やさずに課題を一つ一つクリアしていきたいという気持ちが大きくなりました。
―医学連の活動は大変なことも多いと思います。それでもなお活動を続け、代表を務めるに至った思いを聞かせてほしいです。
高橋 日頃から社会のことや大学の中のことに関して「なんでうまくいかないか、もっとうまくいくんじゃないか」と疑問に思い、憤り、なんとかしたいと思うことがあります。医学連にはなんとかしてほしいという声が集まってきます。それに対して仕事がきついとか辛い、見合わないと思ったことはないです。委員長をやろうと思ったのは今まで医学連の活動を三年間やってきた自負があったからです。今まで変えたいって思ってやってきたから、思いとしては強いものが自分の中にあります。だったら自分が成し遂げたい、引っ張っていく立場としてやってみたいと思いました。高校生の時から大きなことをまとめたりやってきたなかで、どうやったらうまくいくか、もっとメンバーとコミュニケーションを取れるか、スムーズに組織を動かせるかを考え工夫しながらやってきました。そうした自分の力を試してみたいという思いもあります。この一年間は腰を据えて医学連のことをやっていきたいと思っています。
―高橋さんがこの一年間で力を入れてやりたいことを教えてください。
高橋 コロナのことがあって状況が変わりました。今年やりたいことは、この状況で困っている学生の声をしっかり拾って要求したり届けることです。困っている学生をできるだけ減らしたいです。この状況だからこそ見えてきたものもあります。大学によっては学生の声をないがしろにしがちなところもあります。自治会がない大学では自治会が必要なんじゃないかという声も上がってきています。いま浮き彫りになった問題点をしっかり解決していきたいです。医ゼミは今まで現地開催でやってきましたが今年はオンライン開催になります。それをマイナスと捉えるのではなく、オンラインだからこそ色々な人に参加してもらえるというように、プラスに捉え、オンラインの強みを生かしていきたいです。今まで医ゼミの中で大切にされてきたものを大切にしながら、また来年もみんなで集まりたいねって思える医ゼミを作りたいと思っています。
―最後に、全国の医学生の皆さんに一言お願いします。
高橋 医学連委員長として全国の医学生の皆さんに伝えたいことは、「何でもいいから声を上げてください」ということです。大学の中では学生の立場が弱いところがあります。実習に出ると、先生の立場が強いと感じます。基礎や試験でも、学生がいいように扱われると感じることがあるかもしれません。そこで、自分の大学はこうだからとあきらめないで、声を上げてくれたら医学連として動きたいと思っています。医学連は学生一人一人の声から出発しているので、学生の声なしに勝手に行動することはできません。ですから学生の声をすごく求めています。声を上げてもらった分だけできる限りのことをしたいと考えています。ぜひ医学連に声を届けてください。
高橋さんの人柄や医学連への思いを聞けたインタビューになり、個人的に嬉しかったです。高橋さんありがとうございました!次回は医学連書記長の伊東元親さんにインタビューをしたいと思います。お楽しみに!