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みなさんこんにちは!


日ごろ、医学連の活動にご理解とご協力頂き、ありがとうございます。

今回は、第37回 医学連大会のお知らせです。

 

医学連大会は、医学連の年間方針を決める、大切な会になっています。

企画としても、全国の自治会の取り組み報告や講演会など、内容の濃いものを計画中です!

 

自治の本質や医学教育、これからの医療のことについて、一緒に考えてみませんか?(^^♪

みなさん、奮ってご参加ください!

 

申し込みはコチラ↓
https://forms.gle/3gwGLvoiGT7RLWPe6

 

第37回医学連定期全国大会について


~~~以下、企画詳細~~~

日程:2020年3月13(金)~15(日)

会場:

3月13日

国立オリンピック記念青少年総合センター(〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3−1)センター棟403

3月14日15日

お茶の水女子大学(〒112-8610 東京都文京区大塚2丁目1-1)共1-301,302教室

 

宿泊:

3月13日14日 国立オリンピック記念青少年総合センター
※タオル、歯ブラシ等アメニティ類がありませんのでお手数ですがご持参ください。

 

費用:

参加費:無料 (学生以外の方からは資料代として500円頂きます)

宿泊費:1800円/泊

交流会費:300円/日(任意)

 

講演会:未定。医学教育や地域枠入試制度に詳しい先生をお呼びし、見識を深められる講演会を計画しています。

 

企画内容:講演会、ディスカッション、自治会取り組み報告、医学連取り組み報告、医学連役員選挙、議案の承認(決議案、予算案、近畿大学医学連加盟)など

 

タイムスケジュール:決定次第、メールにてご連絡差し上げます。

 

ご質問はEmail:info@igakuren.jpまで!

 

申し込みはこちらから↓
https://forms.gle/3gwGLvoiGT7RLWPe6

 

第37回医学連定期全国大会について

医学連は、2019年12月22日(日)に「授業料減免制度の範囲縮小と学費値上げに関する問題について全国の医学生へのアンケート調査結果と緊急声明の報告 及び 記者会見」として記者会見を開きました。

各社メディアや参加した学生、社会全体へ医学連の取り組みについて発信することができました。

記者会見の内容について報告します。

 

1、医学連役員からの説明

 まず、委員長を務める河内から、発表した緊急声明について、アンケートから経済的支援が必要だという声を拾い上げて発表したこと、新制度によって国公立大学で被害を受ける学生がいるということ(世論を受けて文科省が在学生へ支援継続を発表したこと)、値上げが続いていること、について説明しました。

 続いて、書記長を務める伊東からアンケートについての補足説明を行いました。データの中では、進学にあたって学費のことを気にした学生が多いこと、特に奨学金を借りた学生ではその割合が増加するということを明らかにしました。また、仕送りの少ない中で生活や趣味を削っている点などについて説明し、具体的な記述から学生の過酷な実態について告発しました。

 その後、医学連役員を務める田村より情勢について報告しました。年齢を基準とした新制度によって、多浪・再受験・学士が排除される懸念があり、学びの場としての大学の立場が崩れると述べました。値上げを発表している大学が続いていることに関して、低所得世帯への支援が広がったとしても学生間に分断を生むことから、学費値下げの立場に立つことを表明しました。そして、こうした情勢に対して各地で学生の活動が活発化していることを紹介しました。

会見の様子

 

2、各地学生からの報告

 続いて、各大学の取り組みとして2人にお話ししてもらいました。

 弘前大学医学部学生自治会長である、久下さんからは学部内でアンケートを行い、大学側にも要請したことを報告しました。アンケートの中では、新制度の具体的な内容についての周知がなされていないことなどについて紹介し、学生の声を伝えました。また、新入生への支援継続や医学部に多い留年生を学業基準として排除しないこと、相対評価ではなく絶対評価を行ってほしいことなどについて、今後要請していきたいと表明しました。

 滋賀医科大学から、学士編入で入学した浅野さんがこれまでの活動を報告しました。滋賀医科大学では学士編入者の有志で署名を集め、学長や県議会議員への要請や県庁で記者会見を開いて訴えたことについて紹介しました。また、今回、在学生への支援が継続されることが発表されたことを受けて、今後は後輩たちにも今の水準で支援が届くように求めたいと述べました。文科省に宛てた滋賀医科大学の署名を医学連役員に手渡し、文科省へ届けてもらうよう要請しました。

 

学費・奨学金に関するアンケートの集計結果について

【緊急声明】新修学支援制度と学費値上げに関する緊急声明を発表

医学連では毎年、卒後研修や医学教育などの全国的な課題について、全国の医学生を対象にアンケート調査を行っています。

昨年度の「医学部入試における女性や浪人生等の扱い不利による入試不正問題についての全国調査」では、58医学部から計3017件の回答を集め、その医学生の声をまとめた声明文や最終報告・提言は医療界・医学部界に大きな影響を与えました。

 

今年度の医学連中央執行委員会では、「地域枠・地域の医師確保に関する全国調査」と題し、医学生に身近な問題である地域枠に焦点を当て、そこから地域の医師確保に対して医学生がどのような考えを持っているのか、将来医療の現場で働いていく医学生たちが働く場所を決める際に何を重要視するのか、医学生・医師に対してどのようなインセンティブがあれば医師不足地域で働く人が増え、地域の医師偏在が改善するのかということに関して、医学生の声を集めることになりました

 

このアンケートで集められた医学生の声は、文部科学省・厚生労働省との省庁懇談や、医学教育学会での発表、メディアなどでの発信を通じて国や医療業界、各大学などへ届けられます

 

アンケートの内容はこちら↓

医学連 地域枠・地域の医師確保に関する全国調査

 

医学生の学生生活をより良いものにするためには、全国の医学生の声が必要です!

皆さんの思いを私たちに届けてください!

 

  • 医学連全国アンケートとは?

医学連は毎年、卒後研修や医学教育などの全国的な課題について、全国の医学生を対象にアンケート調査を行っています。集められた医学生の声は、文部科学省・厚生労働省との省庁懇談や医学教育学会での発表、メディアなどでの発信を通じて国や医療業界、各大学などへ届けられています。今年度のアンケートは全国の医学部に順次発送予定で、学生自治会や学生代表を通じてアンケートの回答回収をお願いしております。

  • 調査の目的

地域枠や医師不足・医師偏在の問題に対し、医学生はどのように感じているか、また、どのような制度が必要とされているのかを調査する目的で、アンケートを行います。このアンケートは匿名調査のため、個人を特定することはありませんし、回答によって回答者が不利益を被ることもありません。

回収方法:下記の住所に着払いにてご郵送ください。また印刷費用や用紙費用につきましても領収書と振込先をご一緒に送っていただけましたら、こちらから返金させていただきます。アンケート用紙はこちらからダウンロードできます。


⚠️このアンケートはGoogleフォームでも実施しています。用紙でのアンケートに回答いただいた方は、重複を避けるためGoogleフォームでの回答は御遠慮いただくようお願いします。用紙の提出についても1人1枚まででお願いします。

中間締切:2月1日(土)

最終締切:3月31日(火)

(3月上旬に医学連が行う省庁交渉にてアンケート結果を文部科学省、厚生労働省に報告いたします。中間締切までに郵送いただけますと皆さんの声を届けることができますので、どうぞご協力ください。)

 

  • お問い合わせ先

〒113-0034 東京都文京区湯島2丁目7-8 労音お茶の水センター 1F

Tel : 03-5840-8263

Mail : info@igakuren.jp

中村哲先生のご逝去を悼んで

2019年12月4日(水)に、中村哲先生がご逝去されました。

 


中村先生はアフガニスタンで医療活動に留まらない人道支援を行われてきました。

 

 

過去に、医ゼミでもご講演されたこともあります。

 

全国医学生ゼミナールでご講演をいただいた際に、中村哲先生について医学連新聞に掲載させていただきました。

 

 

医学連新聞にて、中村哲先生の特集を組ませていただいたこともありました。(第171号)

 

 

医ゼミ実行委員会並びに全日本医学生自治会連合は、中村先生への追悼を表明させていただきました。

 

【追悼】中村 哲 先生

 

 

中村先生のご冥福を心よりお祈りいたします。

 

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中村哲先生のご逝去を悼んで

 

中村哲先生の突然のご訃報に接し、驚きと悲しみに堪えません。

中村先生は、長年にわたって厳しい環境にあるアフガニスタンにおいて、医療活動・灌漑事業などを通して人道支援に尽力されてきました。私たち医療系学生にとっては、最も尊敬する先生だっただけに、残念でなりません。深い敬意とともに心からの哀悼の意を表します。

 

先生には、2003年に行われた第46回信州医ゼミにて講演していただくなど、これまでにも医ゼミ・医療系学生の活動を応援していただきました。

講演では、「助けることは助かること。患者さんにとってのいいことは何なのかということを考えながら、医療従事者として成長してほしい。」とお話しいただき、学生を激励していただきました。また、多くの医学生へと声を届けるために、医学連新聞への講演録の掲載にも快く応じていただきました。

 

医ゼミでは、平和について考える企画を大切にしています。医療者として平和にどのように向き合ったらよいのか、何ができるのか、医療を学ぶ学生の視点から考え続けています。

中村先生は、医師という立場で目の前のいのちに真剣に向き合いつつ、より大きな平和を求めて常に闘ってこられました。そのお姿は、まさに、私たちが理想とする平和への取り組みを体現されていると思います。先生の生き方は、多くの学生の目標となり、医ゼミでは必ず語られる存在となっています。

 

近年も、毎年のように講演依頼をさせていただき、世界で活躍されている先生のお話を聞くことを願っていました。この時代に医ゼミで多くの学生とともに、直接先生のお話を聞くことが叶わなかったことは、悔しい限りです。

 

私たちは、今後も先生の遺された大きな功績から学びながら、いのちと平和を守ることのできる医療者を目指していく決意です。

 

中村先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

2019年12月7日

 

全国医学生ゼミナール実行委員会

全日本医学生自治会連合

2019年11月27日(水)、全日本医学生自治会連合中央執行委員会は、新修学支援制度と学費値上げによる学生の負担増に対して是正を求める緊急声明を発表しました。

 

以下より、ご一読ください。

緊急声明 ~新修学支援制度と学費値上げによる学生の負担増に対して是正を求めます~(PDF形式)

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緊急声明

~新修学支援制度と学費値上げによる学生の負担増に対して是正を求めます~

2019年11月27日

全日本医学生自治会連合 第36期中央執行委員会

 

今年、全日本医学生自治会連合(以下、医学連)は“高等教育無償化プロジェクトFREE”の行うアンケート調査に協力し、学費・奨学金に関して医学生の意見・要求を集めることができました。アンケートの中では、次のような声が寄せられました。

「学費によって好きな勉強を一部諦めているし、なにより精神的に余裕がなくて不安感に襲われてしまう。」(医学部2年、世帯年収1000万円以上)

「現在日本学生支援機構から奨学金を借りており、返済しなければならないため、大学院進学、妊娠・出産をあきらめつつある。」(医学部4年、世帯収入270万円未満)

こうした状況は、大学での費用の負担が、低所得層に限らず学生やその家族の経済状況に大きな負担となっていることを示しています。

 

国は、今年5月10日、大学修学支援法を成立させ、来年度より施行されることになりました。この制度により、一定の低所得世帯(世帯年収380万円以下)や、いままで授業料減免(家庭収入が一定以下の学生に、授業料の減額、免除を与えるもの)が著しく不十分だった私立大学・専門学校に通う学生への支援がおこなわれる予定で、一定評価できるものです。しかし、この修学支援法の対象は限られており、不十分な部分があります。

さらに、この修学支援は消費税の10%への増税を財源としており、逆進性の指摘されている消費税の負担が増えることで、支援を受けるべき所得の低い家庭や学生の生活に重い負担を強いるのではないかという矛盾が懸念されます。また、一部に支援が広がる半面、その代償かのように、国公立大学で現行の授業料減免を受けている学生のうち2.4万人(在校生1.9万人、新入生0.5万人)が、支援額が減らされたり支援の対象外となり、中所得世帯への支援が削減される見込みです。

【国立大生1.9万人負担増 低所得世帯向け新支援 授業料最大数十万円(東京新聞 2019年9月20日 夕刊)】

特に、医学部では高校卒業後の浪人を長期間経たり、他の大学を卒業してから医学部を目指す人も多く、新制度でそうした学生が削減の対象となっていることは、医学生の利益を大きく損なうものです。

 

加えて、東工大、東京藝術大、千葉大、一橋大、東京医科歯科大、と、国立大学では学費値上げの動きが進んでいます。授業料減免の縮減と学費値上げが重なれば、さらに多くの学生に多大な影響を与えることとなります。私立大学医学部では、国公立大学と比べて異常に高い学費にさらに多くの学生が苦しんでおり、そうした学生への支援は欠かせない状況となっています。

 学費「無償化」を謳った改革は、まったくの看板倒れとなっています。負担軽減を求める多くの学生の期待に応えるものとなっていません。

 

私たち医学連は、これまでも学生の経済的状況を改善することは大学生活を送るうえでの重要な条件だと捉え、学費の値下げや支援拡充を求めてきました。

このような学生の負担をさらに上げていく政策は、医学生はもちろん、支援を求める多くの大学生の願いに逆行するものであり、医学連としても到底容認できません。

 

以上の点を踏まえ、私たちは、授業料減免の縮小と学費値上げという、学生の実態を反映しない流れに反対の意思を示し、教育の機会均等の保障及び学生が安心して修学できる条件を実現するという点で一致する諸団体と協働して改善を求めていきます。

 

大学入試に英語の民間試験を導入しようという動きに対しても、不安が広がっています。文科省は、11月1日に2021年の入試での導入を延期しました。しかし、そもそも英語の民間試験を行うことは、入試の公平性の観点からも、受験生の経済負担からも、問題が山積しています。こうした問題によって大学進学を断たれる高校生がいる可能性があることは見過ごすことができないものです。

 

大学は、学生が自由に学ぶことを保障する場です。国や関係諸機関、大学側は、学生や大学を目指す高校生の立場に立って、真に学生を支援できる政策を進めていくよう、強く求めます。

 

 

私たち医学連は、以下の7つの点について、要請していくことを表明します。

 

要請項目

1、新修学支援法による授業料減免制度の後退に強く反対し、学生が現行と同じ規模の支援が受けられるような措置を講じること。

2、多浪の学生、再受験などの高校卒後3年以上たって入学する学生への支援を削減させないこと。

3、国公私立すべての大学で、これ以上学費の値上げをせず、学費値下げに向かうようにすること。

4、医学部生の高額な教科書代金負担やCBT・OSCEなどの受験料の軽減すること。

5、以上の課題を解決していくために十分な予算措置をとること。

6、大学運営費交付金や研究費の減額など、学問の発展を妨げる政策をとらないこと。

7、文科省で導入を検討している大学入試への英語民間試験について、導入を撤回すること。

 

 

 

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